【関空T2完全ガイド】ピーチ・春秋航空利用者のための「陸の孤島」歩き方
関西国際空港(KIX)の第2ターミナル。そこは、煌びやかな第1ターミナルとは隔離された、LCC専用の要塞です。
「電車を降りてすぐチェックイン」だと思っていませんか?
いいえ、そこからバスに揺られ、さらに歩く必要があります。
初めてPeachを利用する人が必ず陥る「時間ギリギリで走り出す」という悲劇を避けるため、
第2ターミナルへの完璧なアクセスルートと、知る人ぞ知る空港内での過ごし方を徹底ガイドします。
電車(JR・南海)の改札を出てからチェックインカウンターまで、スムーズに行っても「20分」かかります。 「出発時刻の30分前に駅に着けばいいや」と思っていると、確実に乗り遅れます。 以下のルートを頭に叩き込んでください。
- 改札を出たら「右」へ進め 多くの人が自然と左(第1ターミナル)へ流れていきますが、それに釣られてはいけません。 我々LCCユーザーが目指すのは、右側にある「エアロプラザ(Aeroplaza)」です。 ホテル日航関西空港がある方向です。
- エアロプラザを通り抜け1階へ 長い通路を渡りきると、エアロプラザの入り口に着きます。 中に入ったら、そのまま奥へは進まず、すぐ左手にある下りエスカレーターかエレベーターで1階に降ります。 「第2ターミナル行きバス」の表示があります。
- 無料連絡バスの列に並ぶ 1階の外に出ると、バス乗り場があります。 常に長蛇の列ができていますが、安心してください。やってくるのは「連節バス(2台つながっている長いバス)」です。 一度に100人近く乗れるので、見た目の列ほど待ちません。日中は5〜7分間隔で運行しています。
- バス下車:国内線か国際線か? バスは約7〜9分で第2ターミナルに到着します。ここで重要ポイント。 バスは「国内線ビル前」→「国際線ビル前」の順に停車します。 自分の乗る便がDomestic(国内)かInternational(国際)かを確認し、降りる場所を間違えないようにしましょう。 間違えても歩いて移動できますが、地味に遠いです。
「もう関空使わないし」という人以外、全員作るべきカードがあります。 それがKIX-ITMカード(年会費無料)です。
✨ 第2ターミナル利用者への3つの恩恵
- 1. 駐車場代が25%OFF
これが一番デカいです。第2ターミナル目の前の「P5駐車場」も対象。数日停めるなら、カードを作るだけでランチ代が出ます。 - 2. 飲食代が割引
第2ターミナル内のレストラン(COCO'Sなど)や免税店で提示すると、5〜10%割引になります。 - 3. ポイントが貯まる
フライトのたびに専用端末にタッチすると「フライトポイント」が貯まります。 40回乗れば、エアポートリムジンバスの片道乗車券と交換できます。
※ポイント登録機は、保安検査通過後のエリアにあります。乗り遅れそうなときは忘れてください。
「倉庫」と揶揄されることもある建物ですが、中は天井が高く開放感があります。
国内線エリア (Domestic)
正直、お店は少ないです。
- COCO'S(ココス):チェックインカウンター(一般エリア)にあります。唯一のゆっくり座れるファミレスです。
- SORATERIA(ソラテリア):保安検査後にある唯一の食堂。カツカレーやうどんなどがありますが、価格は「空港価格」です。
- 抹茶スイーツ:なぜか保安検査後に抹茶のスタンドカフェがあります。外国人観光客向けですが、美味しいです。
国際線エリア (International)
新しいエリアだけあって、免税店(Walk-through型)が充実しています。 化粧品やタバコ、お酒の品揃えは第1ターミナルに引けを取りません。 また、搭乗ゲート付近には充電スポットも多数設置されています。
- ラウンジはありません:
ゴールドカードで入れるようなカードラウンジは、第2ターミナルには一つもありません。 「KIXエアポートカフェラウンジ」という名前の場所はありますが、第1ターミナル側です。 第2利用者はラウンジ乞食ができませんので諦めましょう。 - 雨の日の搭乗:
搭乗ゲートから飛行機までは、屋根のない駐機場を歩いて向かうことが多いです。 一応貸し出し用の傘はありますが、強風の日は濡れます。濡れてもいい服で行きましょう。 - 深夜のアクセス:
0時以降は連絡バスの本数が激減します(1時間に1本程度)。 深夜便を利用する場合は、早めに第2ターミナルへ移動しておくか、タクシー利用を覚悟してください。