1. LCC 各社が定める「大人の最小年齢」
LCC は「付き添いなしで搭乗できる年齢」を厳格に定めています。例えばピーチやジェットスター(国内線)では「12 歳以上」であれば一人で搭乗できますが、エアアジアやスクートなどの国際線 LCC では「15 歳以上(または 18 歳以上)」でなければ単独搭乗を認めない場合があります。中学生だから大丈夫……という思い込みで国際線を予約すると、空港で詰む可能性があります。
2. サービススタッフの不在=完全自己責任
大手航空会社の「UM サービス(Unaccompanied Minor)」は、スタッフが到着地の迎え主まで責任を持って送り届けてくれます。対して LCC は、ゲートをくぐったら一人前の大人扱いです。機内での急な体調不良や、到着地の入国審査でのトラブル、トラブル時のホテル手配など、すべて子供が一人で、あるいは電話越しに親が解決しなければなりません。
3. 国際線で必要な「渡航同意書(Consent Form)」
無事に搭乗できても、到着地の入国審査で止められるケースがあります。特にフィリピンや一部の欧米諸国では、未成年が親ではない大人、あるいは単独で入国する場合、公証役場で認証された「父兄等の渡航同意書」の提示を求められます。これがないと「誘拐」の疑いをかけられ、入国を拒否されることもあるため、事前の入念な書類準備が不可欠です。