1. タイの3大キャリア(AIS, dtac, True)事情
「どの回線を選べばいい?」という質問への答えはシンプルです。「AIS」か「True」の電波を掴むeSIMを選んでください。
🇹🇭 LCCマニアの現地メモ
- AIS: 緑色のロゴ。日本で言うドコモ的ポジション。離島や山間部でも最強。
- True Move H: 赤色のロゴ。dtacと合併し、バンコク都市部やモール内での5G速度は爆速。
- dtac: 青色のロゴ。観光客向けSIMの老舗だが、合併によりTrue網と統合されつつある。
2. 【実測データ】バンコク・プーケットの速度テスト
「eSIMは遅い」という噂は過去のものです。2025年末に現地で測定したデータをご覧ください。
結論:YouTubeの高画質再生も、Instagramのストーリー投稿も、全くストレスありません。
3. 絶対に失敗しない「日本での事前設定」3ステップ
空港のフリーWiFiを当てにしてはいけません。出発前(自宅や日本の空港のラウンジ)で設定を済ませておくのがスマートトラベラーの鉄則です。
STEP 1: eSIMを購入してQRコードを表示
PCやタブレットにQRコードを表示させるか、スマホ一台なら「コード手入力」か「QRコードのスクショ読み込み(iOS17以降)」の準備をします。
STEP 2: 「副回線」としてインストール
設定 > モバイル通信 > eSIMを追加。ここでローミングはまだOFFのままにしておきます。回線名称は「タイ旅行」などにしておくと便利です。
STEP 3: 日本国内では「主回線」のままにする
インストールしても、回線を切り替えなければ通信は発生しません。そのまま飛行機に乗ってください。
4. 空港到着後の「儀式」:機内モードOFFのタイミング
飛行機が着陸し、シートベルトサインが消えたら勝負開始です。
- 機内モードをOFFにする前に、設定画面を開く
- モバイルデータ通信を「タイ旅行(eSIM)」に切り替える
- 「データローミング」をONにする(これ忘れがち!)
- 機内モードをOFFにする → 数秒〜1分でアンテナが立ちます📡
5. よくあるトラブル:Grabが登録できない?
「SMS認証が届かない!」というトラブルが多発しています。 Airaloなどのデータ専用eSIMの場合、現地の電話番号が付与されないプランが多いです。
【裏技】10バーツで有効期限を延ばす「養分トップアップ」
「次のタイ旅行でも同じ電話番号を使いたい」と思ったことはありませんか?実は、AISやTrueのSIMは、残高をトップアップ(チャージ)するたびに有効期限が30日延びます。
1. レジで「Top up, AIS(またはTrue)」と伝える。
2. 最低金額の「10バーツ(約40円)」を指定する。
3. 店の端末で電話番号を入力。
4. これを3回繰り返せば、たった120円で有効期限が90日延びます。最大365日まで延長可能です。
これで、次回の旅行では空港でSIMを買う必要すらなくなります。日本へのSMS認証用番号としても維持可能です。
6. 【保存版】マニア向けAPN設定&バンド情報
「繋がらない」トラブルの9割はAPN設定ミスです。自動設定されない場合は以下を手動入力してください。
APN: internet
Authentication: PAP or CHAP
MMSC: http://mms.ais.co.th
APN: internet
Username: true (or empty)
Password: true (or empty)
対応周波数バンド(Band)チェック
日本で購入したスマホをSIMロック解除して使う場合、以下のバンドに対応しているか確認してください。
- 4G LTE Main: Band 1 (2100MHz), Band 3 (1800MHz), Band 8 (900MHz)
- 5G Sub6: n28 (700MHz), n41 (2500MHz), n258 (26GHz)
- ※Band 8(プラチナバンド)非対応のAndroid機種は、建物の奥や地下で圏外になりやすいので注意。