【釜山】おひとりさま(ホンバプ)完全ガイド|一人焼肉&海鮮を気まずさゼロで楽しむ

釜山の焼肉店で韓国焼肉を楽しむソロトラベラーの様子

エアプサンやチェジュ航空など、日本から直行便LCCが多数就航している韓国第2の都市・釜山(プサン)。
ソウルより物価が安く、海鮮や豚肉料理が圧倒的に美味しいこの街は、週末の一人旅に最適です。 しかし、韓国一人旅で必ず直面する大きな壁があります。それが「食事問題」です。

「韓国は複数人で鍋をつつき、焼肉をシェアする文化だから1人では断られる…」
そんな不安を抱えている方へ。近年、韓国では「HONBAP(ホンバプ=一人ご飯)」という言葉が定着し、おひとりさま大歓迎のお店が急激に増えています。
本記事では、釜山で気まずさを一切感じることなく「一人焼肉」や「一人海鮮」を満喫するためのノウハウと、おすすめローカル名店を徹底解説します。

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1. ホンバプ(一人ご飯)の基本ルールと韓国語フレーズ

ホンバプ(혼밥)とは、「혼자(一人で)」と「밥(ご飯)」を組み合わせた韓国の造語です。
まずは一人で入店・注文する際の「心の準備と魔法のフレーズ」を覚えておきましょう。

🥩 焼肉や鍋料理での「2人前ルール」を逆手にとる
「注文は2人前から」という店でも、「1人ですが、2人前注文し、2人前のお金を払います」と伝えれば、90%以上の店が快く入れてくれます。韓国の焼肉の1人前は少なめ(130g〜150g程度)なので、大人であれば2人前(約300g)はペロリと食べられます。

これを伝える無敵のフレーズがこちらです。

👨‍🍳 店員: 몇 분이세요?(ミョップニセヨ? / 何名様ですか?)

🙋‍♀️ あなた: 혼자예요. 고기 2인분 시킬게요.
(ホンジャエヨ. コギ イインブン シキルケヨ)
= 一人です。お肉を2人前注文します。

この一言で、店員さんは「おっ、分かってるね。どうぞ!」と笑顔で席に通してくれます。

2. ソロ釜山のド定番!「デジクッパ」の攻略

釜山に来てこれを食べずには帰れません。豚骨を白濁するまで煮込んだスープにご飯を入れた「デジクッパ(豚スープご飯)」は、もともと労働者のための1人用ファストフード。釜山での一人ご飯デビューは絶対にここから始めましょう。

🍲 松亭3代クッパ(ソンジョンサムデクッパ)

西面(ソミョン)のデジクッパ通りにある、1946年創業の超老舗。 一人客が非常に多く、席に着くや否や「デジクッパ?」とおばちゃんが聞いてくれます。スープはあっさりしながらも深いコクがあり、卓上のニラ(ブチュ)、アミの塩辛(セウジョッ)、ピリ辛味噌(タデギ)を入れて好みの味にカスタマイズします。

営業時間:
24時間営業(深夜・早朝便の強い味方)
価格帯:
約8,500 KRW(約950円)
アクセス:
西面駅 1番出口から徒歩3分
💡 無料のおかず(パンチャン)はおかわり自由
キムチ、カクテキ、生タマネギ、青唐辛子などの小皿が並びますが、これらはセルフサービスのコーナーで自由におかわりできます。ただし残さない程度の量を取りましょう。

3. 難易度突破:釜山で堂々と「一人焼肉(サムギョプサル)」

いよいよ本番の一人焼肉です。最近は旅行者のニーズに応え、一人用のセットメニューを提供する店も増えてきました。

🥩 マッチャンドゥル ワンソグムクイ(西面店)

釜山で最も有名なサムギョプサルチェーンの一つ。ここは「一人客でも超ウェルカム」の雰囲気が漂っており、店員さんが肉を最初から最後まで最高の状態に焼き上げてくれます。 分厚さ3.5cmにもなる豚バラ肉は、カリッと焼けた外側とジューシーな内側の対比がたまりません。「2人前からの注文」になりますが、美味しすぎて余裕で完食できます。

営業時間:
11:30 〜 23:00
価格帯:
約30,000 KRW〜(肉2人前+ビール)
一人環境:
カウンター席はないが、一人用のテーブルを案内してくれる。

注文方法はテーブルにあるタブレット(日本語対応可)を使う店が急増しており、会話のハードル自体が下がっています。

4. 海の街の特権:おひとりさま「海鮮・ナッコプセ」

港町である釜山は海鮮も絶品ですが、海鮮鍋などは巨大な大皿で出されることが多く難易度が高めです。そこでおすすめなのが「ナッコプセ」です。

ナッコプセとは、タコ(ナッチ)、ホルモン(コプチャン)、エビ(セウ)を辛いヤンニョムで煮込んだ釜山名物の海鮮鍋です。これも基本は2人前メニューですが、一部のチェーン店では1人前専用メニューを導入しています。

🐙 ケミチプ(西面本店・海雲台店など)

ナッコプセと言えばココ!という有名店。店舗によっては時間帯により「1人前での注文」が可能な神対応をしてくれます(※混雑する夕飯時は2人前要求されることも)。 グツグツ煮込まれたピリ辛の海鮮とホルモンを、備え付けのご飯の上にぶっかけ、韓国海苔を散らして混ぜて食べます。エビのプリプリ感とホルモンの脂の甘みが脳を直撃する危険な食べ物です。

価格帯:
1人前 約13,000 KRW
おすすめ:
少し辛めなので、辛さを控える「トル ッケ(덜 맵게)」と伝えるのが無難。

5. 食後のカフェ活:広安里(クァンアンリ)のオーシャンビュー

韓国一人旅で最も気楽で、最も充実感を得られるのが「カフェ巡り」です。釜山のカフェのレベルはソウルにも劣りません。特に広安里ビーチ沿いには、巨大なオーシャンビュー・カフェが軒を連ねています。

美味しい焼肉でお腹を満たした後は、地下鉄で金蓮山駅(広安里エリア)へ移動。窓ガラス一面に広安大橋の夜景が広がるカフェで、アインシュペナーや可愛いケーキを食べながらぼーっとする。これこそが一人旅ならではの贅沢な時間です。

6. 一人旅向けおすすめ滞在エリア(西面 vs 海雲台)

ソロトラップを回避するためには、宿泊するエリア選びも重要です。

  • 西面(ソミョン): 初心者に絶対おすすめ。釜山の中心地で交通の便が最高。飲食店がひしめいており、フラッと一人で入れる食堂(クッパ、トッポギ屋、キンパ屋)が無数にあります。
  • 海雲台(ヘウンデ): リゾート感を楽しみたい人向け。ホカンス(ホテルステイ)重視なら良いですが、高級店やファミリー向けの大型店が多いため、一人ご飯の難易度は西面より少し上がります。

いかがでしたか? 釜山は「安くて、近くて、美味い」の三拍子が揃った最高のLCC・ソロトリップ先です。 「注文の壁」さえ超えてしまえば、極上のグルメ体験があなたを待っています。金曜の夜にLCCを予約して、思い切って海峡を飛び越え、魅惑の一人ホンバプ旅行を楽しんでください!

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