スクート(Scoot)で夢のヨーロッパへ!「スクートPlus」は課金の価値あり?

最終更新日:2026年2月19日 | 検証路線:成田(NRT) - シンガポール(SIN) - アテネ(ATH)
ScootPlusの広々とした座席

「ヨーロッパに行きたいけど、航空券が高すぎる…」
そんな旅行者の最後の希望、それがシンガポール航空のLCC部門『Scoot(スクート)』です。 なんと、シンガポール経由でアテネ(ギリシャ)やベルリン(ドイツ)まで、往復10万円以下で行けることもあります。

しかし、問題は「移動時間」です。乗り継ぎを含めると片道20時間を超えます。 LCCのエコノミー席で20時間…。想像しただけで腰が痛くなりませんか? そこで今回は、その救世主となりうる上級クラス「ScootPlus(スクートプラス)」に実際に搭乗し、そのコスパを検証しました。

💛 ScootPlusとは何か?(旧スクートビズ)

ScootPlusは、他社でいう「プレミアムエコノミー」と「ビジネスクラス」の中間のような存在です。 フルフラット(完全に平ら)にはなりませんが、エコノミーとは別次元の待遇が受けられます。

項目 エコノミー ScootPlus
座席 狭い (79cm) 広い革張りシート (96cm) + フットレスト
機内食 有料 (1,500円〜) 無料 (1食+ドリンク)
受託手荷物 有料 30kgまで無料
機内持ち込み 10kg 15kg
Wi-Fi 有料 30MB無料 (少ない...)
電源 有料の場合あり 全席無料
💺 座席:20時間のフライトに耐えられるか
深めのリクライニングが神

エコノミーのリクライニングは「気持ち程度」しか倒れませんが、ScootPlusはかなり深く倒れます(約15cm〜20cm)。 さらにレッグレスト(ふくらはぎ置き)が付いているのが大きいです。 足を上げられるだけで、むくみと疲れが全く違います。 20時間の移動後でも、現地ですぐ観光できる体力が残っていました。これだけで課金の価値があります。

💸 価格差と「入札」の裏技

「でも高いんでしょ?」と思われますが、実はそうでもありません。 日によりますが、エコノミー+荷物+食事を個別につける料金に、プラス3〜5万円程度で乗れることが多いです。 フルキャリアのビジネスクラスが50万円以上することを考えれば、破格です。

⚡ 入札アップグレード (Bid for Gold) を狙え

Scootには、出発数日前に届く「アップグレード入札メール」があります。 自分で金額を決めて入札し、空席があれば落札できるシステムです。
【攻略法】 最低入札価格より「+1,000円〜2,000円」だけ上乗せして入札しましょう。 最低価格で入札する人が多いため、わずかな差で勝てることが多いです。 私はこれで、成田→シンガポール間を約15,000円でアップグレードできました。

🍽️ 機内食とサービス:過度な期待は禁物

ここはLCCであることを思い出させられます。 食事は「エコノミーで有料販売されているもの」と同じです。ワンプレートのお弁当が出されるだけで、コース料理ではありません。
また、CAさんを呼ぶボタンを押しても、なかなか来てくれないこともあります(水は有料なので、事前にペットボトルを買って持ち込みましょう)。

🏆 結論:ヨーロッパ行きなら「片道だけ」使うべし

往復ともScootPlusにすると予算オーバーになるかもしれません。 おすすめは、「行きの便(日本発)だけScootPlusにする」こと。 行きの疲れを最小限にして、現地の観光を全力で楽しむためです。 帰りはエコノミーで我慢して、浮いたお金でお土産を買いましょう。帰国後は寝るだけですから。

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