ベトジェットエアは本当に「ヤバい」のか?遅延率と座席の真実を暴露

最終更新日:2026年2月19日 | 検証航空会社:VietJet Air (VJ)
ベトジェットエアの機体

ベトナム旅行を計画して航空券を検索すると、圧倒的な安さで出てくるのが「VietJet Air(ベトジェットエア)」です。 しかし、予約しようとしてGoogleで検索すると、サジェストに不穏な言葉が並びます。
「ベトジェット 最悪」「ベトジェット 遅れる」「ベトジェット 狭い」

実際のところ、どれくらい「ヤバい」のでしょうか? 日本〜ベトナム・タイ路線で何度も利用してきた筆者が、忖度なしの実情と、トラブルを回避するための防衛術を解説します。

🚨 結論:遅延は「挨拶」だと思え

ベトジェットに乗るなら、「定刻通りに着く」という期待は捨ててください。 30分〜1時間の遅延は日常茶飯事です。 到着日に重要な予定(乗り継ぎやツアー)を入れるのは自殺行為です。 逆に言えば、「遅れるものだ」と割り切ってスケジュールを組めば、この安さは最強の武器になります。

📉 データで見る:遅延のリアル
30% 30分以上の遅延率
(LCC平均: 15%)
71cm シートピッチ
(激狭)

※数値は筆者の搭乗記録およびFlightRadar24の統計に基づく目安です。

💺 座席:5時間を耐えられるか?

日本(成田・関空・福岡)からハノイ・ホーチミンまでは約5〜6時間のフライトです。 この時間をベトジェットのエコノミー席で過ごすのは、正直に言って「苦行」です。

膝が当たるシートピッチ

前席との間隔は約71cm(28インチ)。これはLCCの中でも狭い部類です。 身長170cm以上の人が深く座ると、膝が前の座席に当たります。 前の人がリクライニングを倒してきた瞬間、あなたのスペースは消滅します。

座面が硬い

革張りのシートは高級感がありますが、クッションが薄くて硬いです。 2時間を超えると腰とお尻が悲鳴を上げ始めます。 100均で売っている「折りたたみクッション」を持ち込むだけで、疲労度は半減します。

💡 それでも乗る価値がある理由

ここまで酷評しましたが、私はベトジェットを頻繁に利用します。なぜか? それは圧倒的な安さと、課金による「無双モード」があるからです。

裏技:SkyBoss(スカイボス)を狙え

ベトジェットの上級クラス「SkyBoss」。これが意外と安いのです。 セール時なら、片道+1万円〜2万円程度でアップグレードできることがあります。 特典は以下の通り、まさに王様待遇です。

エコノミーの地獄と、SkyBossの天国。この差を知っていると、ベトジェットの評価は180度変わります。

🛡️ トラブル回避の鉄則
  1. 乗り継ぎ時間は4時間以上空ける:
    同じベトジェット同士の乗り継ぎ(Fly Thru)ならマシですが、別切りチケットでの乗り継ぎは非常に危険です。遅延による補償はありません。
  2. チェックインは3時間前に並ぶ:
    オンラインチェックインが機能しない空港や、バゲージドロップの列が進まないことが多々あります。ギリギリに行くと置いていかれます。
  3. 水と食料は持ち込む:
    機内販売は売り切れるのが早いです。特に水は保安検査後に買って持ち込みましょう(※注:ベトナム出発時は検査後の水持ち込みにうるさい場合がありますが、隠せば...ゴホン)。
結論:覚悟があれば最強の翼

「遅れる」「狭い」「サービスは最低限」。これを理解した上で乗るなら、ベトジェットはあなたの財布の強力な味方です。 浮いた数万円で、現地の高級ホテルに泊まりましょう。それがLCCの醍醐味です。

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