LCCに「マイル」の概念はない。だが「独自ポイント」を制するものは旅を連鎖させる

LCC マイル ポイント ピーチポイント エアアジア 貯め方 解説

「マイルを貯めてハワイにビジネスクラスで行く」。そんなポイ活・マイル修行の常識は、LCC(格安航空会社)の世界には存在しません。LCCの多くは世界的な航空連合(スターアライアンス等)に所属しておらず、昔ながらの「搭乗距離に応じたマイル」を付与することもしないからです。しかし、だからといって還元がゼロというわけではありません。各社は独自のポイント経済圏を持っており、賢く付き合うことで、次回の航空券が「実質無料」になるスピードは、実はFSC(大手)より早いこともあります。2026年、LCC特有のポイント・マイル事情を徹底解説します。

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1. ピーチポイントとVポイントの強力なタッグ

日本のLCC代表格「ピーチ」には独自のマイルはありませんが、三井住友カードなどで貯まるVポイントとの連携が非常に強力です。貯まったVポイントを1ポイント=1円としてピーチポイントに交換し、航空券の支払いに充てることができます。「マイルを何万枚も貯める」必要はなく、数百円分から気軽に使えるのがLCC流のメリットです。

2. ジェットスターで「JALマイル」を貯める方法

【提携の活用】
ジェットスター・ジャパンの一部運賃(プラス、マックス)を選択すると、JALマイル(またはカンタス・ポイント)を積算することができます。LCCでありながら大手航空会社のマイル修行ができる数少ないルートです。ただし最安運賃ではマイルは貯まらないため、マイルの価値と運賃の差額を計算する冷静さが求められます。

3. 外資系LCCのポイントは「サブスク」に近い

エアアジアなどは「AirAsia points」という名称で、飛行機に乗るだけでなく、食事のデリバリーやホテル予約まで統合したスーパーアプリを展開しています。定期的に「ポイントがあれば無料」というキャンペーンを行っており、これはマイルというよりは、楽天経済圏のような生活密着型のポイント活用術に近くなっています。

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著者:ポイ活マイラー 拓也

大手IT系企業に勤務しながら、あらゆる決済をポイントに集約する「ポイントの鬼」。これまでに貯めたポイントで世界2周分の航空券を発行。LCCの独自ポイントを「1ポイント=1.5円以上の価値」で使うためのキャンペーン解析を得意とする。好きな言葉は「期間限定」と「還元率」。