1. 運賃によって決まる「運命」
LCCには通常3つほどの運賃クラス(例:シンプル、バリュー、コミコミ)があります。最安のシンプルプランは「いかなる理由でも返金不可」。中~上位プランであれば、「手数料を引いた分をバウチャーで返金」という条件が付帯します。多くのサイトで上位プランの方が3,000円〜5,000円ほど高いですが、これが「もしも」の時の保険料となります。
2. バウチャー返金の落とし穴:有効期限は「半年」
返金不可と言われても、問い合わせることで「次回予約に使える独自ポイント(バウチャー)」として返してくれる会社もあります(エアアジアやピーチなど)。ただし、このバウチャーには厳格な180日(半年)程度の有効期限があり、かつ本人しか使えない場合が多いため、半年以内に再び旅に出る予定がない人にとっては、結局は紙屑になってしまうリスクがあります。
3. 最後の砦、諸税還付(Tax Refund)
航空運賃そのものは返金されなくても、あなたが支払った「空港施設使用料(PSFC)」や「各国諸税」は、あなたが飛行機に乗らなかった場合、航空会社は空港に支払う必要がありません。そのため、これらは基本的に申請すれば戻ってきます。1,000円〜3,000円程度の少額ですが、何もしなければ航空会社の懐に入るだけ。事務手数料を差し引いて数百円しか残らない場合もありますが、塵も積もれば山となります。