LCC周遊の極意:一筆書きの旅を「自作」して、航空券代を半分にする方法

LCC 周遊 複数都市 オープンジョー 予約術 解説

せっかく東南アジアやヨーロッパに行くなら、一箇所に留まるのはもったいない。「バンコクから入り、クアラルンプールを経てシンガポールから帰る」といった、複数の国をまたぐ旅こそLCCの真骨頂です。大手航空会社でこのようなオープンジョー(到着地と出発地が異なる予約)を組むと高額になりがちですが、片道予約が基本のLCCなら、パズルのように自由に安くルートを組み立てられます。2026年、自由度100%の周遊旅行を成功させるための、ルート構成と予約管理の極意を伝授します。

Sponsor

1. ハブ空港を制する者は周遊を制す

LCC周遊を安く組むコツは、強力なハブ空港をうまく経由することです。アジアならクアラルンプール(エアアジア)、バンコク(タイ・エアアジア)、シンガポール(スクート)。ここを拠点にすれば、各都市へ片道数千円でアクセスできます。日本から直行便がないマイナーな都市へも、ハブで一晩遊んでから向かうことで、直行便より安く、かつ濃厚な旅になります。

2. オープンジョーで「無駄な移動」をなくす

【ルート例】
・往路:成田 → バンコク(LCC A社)
・陸路:バンコク → チェンマイ(寝台列車)
・復路:チェンマイ → 成田(LCC B社)
このように予約すれば、バンコクにわざわざ戻る手間と費用が省けます。LCCなら別々の航空会社を組み合わせても価格的なデメリットがほぼないため、「行きたい都市順」にチケットを買うだけで自然とオープンジョーが完成します。

3. 予約管理:アプリとpdfの物理保存

複数の航空会社を組み合わせて周遊する場合、最も怖いのが「予約漏れ」や「時間の勘違い」です。また、海外の空港ではネットが繋がらないこともあるため、すべての予約確認書(eチケット)をPDFでスマホに保存し、さらに印刷しておくことを強く推奨します。入国審査で「次のフライトの証明を見せろ」と言われた際、即座に提示できることが、スムーズな入国の絶対条件です。

🗺️

著者:世界一周パッカー 拓海

20代で50カ国以上を巡った周遊旅行のスペシャリスト。これまでに10社以上のLCCを繋ぎ合わせ、「一度も日本に戻らずに世界を半周する」といったルートを何度も構築。トラブル時のリカバリー力には定評があり、旅仲間からは「歩く時刻表」と呼ばれている。