スペルミスは「命取り」。LCCで名前を間違えた時のリカバリー全手順

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「SATO」を「SATOU」と打ってしまった。氏名を逆に登録してしまった。結婚して名字が変わったのに旧姓で予約してしまった……。LCCの予約時、誰もが一度はヒヤッとする場面です。航空業界には「名前の変更は一切不可」という大原則があり、1文字のスペルミスでもパスポートと一致しなければ「搭乗拒否」の対象となります。大手航空会社なら柔軟に対応してくれるケースもありますが、ルール第一のLCCではどうなるのか。2026年、名前のミスを発見した瞬間にすべきアクションと、各社の手数料事情を詳しく伝えます。

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1. 「1文字の間違い」は修正可能か?

多くのLCCでは、「明らかなタイポ(打ち間違い)」であれば、コールセンターへの連絡で無料で、あるいは少額の手数料で修正してもらえる可能性があります。ただし、「全く別人の名前に変える(チケットの譲渡)」ことは、転売防止の観点から100%不可能です。氏名の逆転(名字と名前を入れ替えた)についても、国内線なら当日カウンターで対応してくれる場合が多いですが、国際線では厳格に「再発行(手数料あり)」を求められることが標準です。

2. 結婚で名字が変わった場合

【一番の注意点】
航空券はあくまで「搭乗時のパスポート名」と一致している必要があります。新姓でパスポートを更新したなら新姓で予約しなければなりませんが、まだ旧姓のパスポートを使い続けるなら、たとえ入籍済みでも航空券は旧姓で取るのが正解です。もし既に予約してしまった場合は、戸籍謄本のコピーなど「同一人物である証拠」を提示することで、特例として名前変更を認めてくれる会社もあります。

3. 修正手数料の「高額な罠」

LCCによっては、名前の1文字修正に「3,000円〜6,000円」ほどの手数料を設定しています。さらに、電話一本で済むはずが「一度キャンセルして、今の時価で買い直してください」というスタンスの会社も少なくありません。セールで1,000円で買った航空券を、4,000円の手数料を払って直すのは苦痛です。この場合、あえて今のチケットは放置(または諸税のみ還付申請)し、新しく1,000円で別のチケットを買い直す方が賢明です。

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著者:チケット実務エキスパート 直子

LCCのカスタマーセンター部門で7年間、名前変更や予約トラブルの最前線を経験。ユーザーが陥りやすい「ミスのパターン」を熟知しており、現在は「いかに手数料を払わずに丸く収めるか」のアドバイスを行うフリーランス。趣味は予約規約の音読。