便利さの代償は数千円。LCCで「電話予約」を絶対におすすめしない3つの理由

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ネット予約が苦手だから、あるいは確実を期したいから。そんな理由でLCCのコールセンターに電話をして予約をしようとしていませんか?LCC(格安航空会社)にとって、人間のオペレーターを介するサービスは「最もコストがかかる仕事」です。そのため、ウェブサイトで自分で予約すれば数千円で済むものが、電話一本で手数料が3,000円〜5,000円ほど上乗せされるのが当たり前の世界です。2026年、なぜLCCは電話予約をここまで冷遇するのか、そして電話を使わざるを得ない時の賢い立ち回り方を解説します。

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1. 「人件費」がそのまま運賃に乗る

LCCの運賃が安いのは、予約システムを自動化し、人件費を徹底的に削っているからです。電話予約は、一人の乗客のために一人のスタッフの時間を10分〜20分拘束します。これにかかるコストを、航空会社は「新規予約手数料」として乗客に転嫁します。往復で一人4,000円余計に払うなら、現地での食事がワンランク豪華になる金額です。

2. 「待ち時間」でも通話料が発生する恐怖

【電話予約のさらなるコスト】
多くのコールセンターは、かけ放題プランの対象外である「ナビダイヤル(0570)」を採用しています。「ただいま大変混み合っております、そのままお待ちください」というアナウンスが流れている間も、20秒ごとに料金が加算されます。繁忙期には30分待たされることも珍しくなく、予約が完了する頃には通話料だけで1,000円〜2,000円消えていることもあります。

3. キャンペーン価格は「ウェブ限定」

LCC最大の魅力である超格安セール。これらは、システムへの負荷を最小限にするため、そのほとんどが「ウェブサイトまたは専用アプリからの予約限定」となっています。たとえ電話が繋がったとしても、「セールの500円チケットをください」と言うことはできません。オペレーターが提示するのは、その時点の通常運賃(高値)+電話手数料の合算額になります。

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著者:チケット実務エキスパート 直子

LCCのチケット発券とカスタマー対応を15年以上続けてきた実務のベテラン。「お互いのためにウェブで予約してください」というのが本音。電話でのトラブル解決の難しさを知り尽くしており、セルフメンテナンス(ウェブでの情報更新)こそが最大の防衛策だと説く。